参加した方々の感想

 

A さん(男性)

わたしは、「文化」とは人と人とのつながりによって生まれ、洗練されていくものだと考えていました。この考えがそんなに間違っていない事を確認できたことが、自分にとって一番大きかったです。
ブルキナファソの生活の中には、人と人との密接な結びつきがあります。それは日々の挨拶の中に見ることもできるし、村の人々が木陰でおしゃべりをしている風景の中に見ることも出来ます。もちろんその人間関係は良いものばかりではないでしょう。軋轢も生じるでしょうし、他人に頼りっきりで生きようとする人もいると思います。しかし、そういった悪い要素も、「関係がない」状態よりはましであるし、逆に「文化」を洗練させていく力に変えていくのではないかとすら思えました。
わたしは、今の日本にこのような「文化」を洗練させていく力が完全にかけているような気がします。それは一言で言ってしまえば、人間関係の希薄さによるものだと思います。様々なものが機械化され、人と人との関係が排除される方向に進んでいってしまった結果ではないでしょうか。今回そういったことを考え直す良い機会となりました。 とは言っても私が見たのは表面的なものであり、外部からの目線でしかないでしょう。経済的厳しさなど、この国の人にしかわからないものがたくさんあります。しかし、「文化」はそうした厳しさをやわらげたり、場合によっては乗り越えたりする事も可能にさせてくれるものなのではないかという事を、この国の多くの人の笑顔が教えてくれているような気がしました。

B さん(男性)

ブルキナでの生活・病院実習などのプログラムを通じで、自分が日本人として持っている社会的信念、日本の社会構造を考える機会と成り、普遍的な人権・普遍的な人間像とは何かを考える機会となりました。
私は今回のプログラムで病院で実習をさせてもらうなど、極端に言えば多くの人に迷惑をかけたうえでなりたちました。その迷惑をかけた人たちに直接何かをすることは将来も無いでしょうが、今回の学んだことや経験を日々の生活、将来の職業に生かして社会に貢献することで、還元できるのではないかと考えています。

C さん(女性)

日本でいろいろな機関のパンフレットや資料をみていても実感がわかなかったが、実際に生活して見て自分の勘違いが多いことに気がついた。「貧しい」という言葉の意味が、私の捉えていた意味と食い違っていると思う。自分がどのように生きるかを、もう一度考えたい。
また語学力がないと何もできないことを改めて実感し、帰ったら何より先に語学力を身につけたいと思う。

D さん(女性)

私は2週間という短い期間でしたが、今回初めてのアフリカ、そしてブルキナファソで、本当に貴重な体験をさせて頂きました。
今回様々なNGOの方々のお話、また、日本という国からの支援の一環としてブルキナファソへの援助に携わっている専門家の方、青年海外協力隊の方々のお話、国連という一つの国際機関で働いている方のお話等を伺い、ブルキナファソの人々への援助という点では同じであるけれども、異なる立場から援助を行っている方々のお話を伺うことが出来、それぞれの立場からの視点、目的があるということを非常に考えさせられました。
また、初めてブルキナファソに滞在し、村で井戸掘りの現場を見せていただいたり、いくつかの村を実際に目で見る機会を頂き、UNDPの人間開発指数が下から二番目である国とされているにも関わらず、自給自足の生活をなさっている村の人々の生活が決して貧しいという一面だけでなく、数字で表せない豊かな面をみることができ、この国の方々が豊かになるということはどういうことなのか、国によって違う豊かさを計ることは果たして可能なのかということをとても考えさせられました。

E さん(女性)

ブルキナファソという国の日本にいたらなかなか知ることの出来なかった面を日々の生活や村に一緒に行かせてもらうことで知ることができ、この国の良さをとても感じることが出来たと同時に日本にはない良さと日本の良さ両方知ることができました。
NGO
の現地での活動を見ることができたことで、そこには人と人との関わり、つながり、信頼関係があり、それがとでも大切であるということを改めて感じました。その中でそれぞれの国や地域のことを理解しようとし、それぞれを受け入れようとすることが大切だと感じました。
また、実際にその
場で生活しないと見えないことがたくさんあるのだということを学びました。

F さん(女性)

ブルキナファソという小さな内陸国の中で様々なストーリーを感じました。短期間の訪問で得られる情報は少なかったのですが、初めてのブルキナファソということもあって吸収も早かったように感じました。一言にブルキナファソを語ることも困難だし、ましてやアフリカとして括ることが不可能だということに気づかされました。また自分の乏しい知識に反省しました。フィールドでの実務経験もやはり大いに必要だと思いました。
訪問先を通してミクロとマクロで活動を行う外部アクターを概観でき、同時にブルキナファソの政府や市民の考えも伺い知れることが出来ました。外部アクターとブルキナベとの温度差も感じたし、援助することと自立を促進することの違いもまた見えてきました。一方で同じ目標を持つもの同士が悪戦苦闘する姿が眩しかったです。自分が将来どのようにアフリカと関わっていくのか、終始それを模索していましたが、答えはまだ見つかりません。
ミクロの視点が多かったので勉強していたガバナンスの側面が見えにくかったのですが、それはむしろ日本で客観視することの方がいいのかもしれません。現場に直接行って学ぶことの意義を見出せた気がします。

G さん(男性)

今回、幸運にも2度目のアフリカ大陸の長期(12ヶ月)滞在が実現できました。しかしながら、1回目、2回目を比較して、それぞれの滞在目的は全く異なるものでした。1回目は、留学先のアメリカの大学主催による環境問題学習プログラムの参加により、ケニア滞在が実現しました。つまり一人の“学生”として授業に参加するためです。
今回、2度目の滞在目的は学生として講義を受けに来たのではなく、JBFA、すなわち一NGO団体の
途上国での社会奉仕活動を、個人スタディツアーの制度によってブルキナファソ滞在を許可された、一人の一般訪問者としてJBFAの活動を自分の目に焼き付け、私の将来の肥やしにすることでした。
実際に、井戸採掘現場などJBFAが今まで成し遂げた偉業のいくつかを拝見することができました。そのような成果を遂げるまでの過程を、駐在員の方からお聞きして、ひとつの物事を成し遂げること(特に日本とは気候など条件が全く異なる所で)がいかに容易なことではないかを実感している次第です。
例えば、それぞれの活動場所での各コーディネーター、村人達とJBFAとの間での、誤解を生じさせないコミュニケーションを通して、相互の信頼関係を築きあげていくこと。それが、各プロジェクトを成し遂げる重要な要素であることを改めて認識できました。そしてもし私が、ある
プロジェクト要員の一人としてアフリカの、ある過酷な地域に活動することになった場合、日々の健康管理を厳しくしていかないと、過酷な地域での社会奉仕活動を着実に進めていくことは不可能であると、今回の滞在経験によって強く感じました。
このように、1ヶ月の滞在でNGO団体の活動の厳しさを教え込まれたわけですが、しかしながら、ケニアの時の滞在とは違い、多くの人たち(このブルキナファソで活躍されているNGO、JICA、国連機関の職員の方々)との面会も実現し、実りあるお話ができました。そこから得たものから、自分の将来を築く手がかりにしていきたいと思います。

さん(女性)

毎日の生活や訪問先で話を聞いたりする中で、常に本当の援助とは何なのかを考えさせられました。この国には多くの支援、援助団体が入り活動されているが、どのように機能し、この国の人達の自立や改善につながっているのかを少しではあるが学べたような気がします。
自分の専門とする医療現場では、途上国とはいえある程度の事は日本と同じようになされている事を知りました。ただやっぱり物がない、資金がない事がどの訪問先を訪れても一番の問題になっている事を改めて感じました。しかし、無いからと言っていい加減にしている姿は見受けられず、無ければ無いなりに自然力を利用したり、自分達で物を作ったり利用したりし、あるものを無駄せず最大限に利用している事を学びました。

I さん(女性)

 今回の、一番の目的であったネリカの栽培地訪問は、予定通りに行うことができました。ネリカの普及に携わっていた Iんにもお話を聞くことができ、感動的でした。現地の生産者の方ともお会いできたので、色々と質問してみればよかったと反省しています。
ブルキナファソは、すべてが新鮮で魅力的で、また来たいと思わずにはいられませんでした。
スタッフの女性たちにはとても良くしてもらい、心強かったですし、楽しい時間を過ごすことができました。とは言え、滞在が1週間だったため、ワガドゥグ市内での行動が中心だったので、都市近郊の様子しか知ることができなかったことが残念ではあります。もっと自分から貪欲に動きまわったり、たくさん話をしたりすれば良かったという後悔も残りました。もしも、また渡航する機会を作れたら、是非村でホームステイをしたいなと思います。

今回のスタディツアーの実施に当たり、スケジュール調整や査証の申請など、たくさんの準備・サポートをしていただき、本当にありがとうございました。

 

 

掲載文を提供してくれた方と、写真とは関係ありません。

 

 

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