成田(NRT) - パリ(CDG) - ワガドゥグ(OUA)   エールフランス空の旅




2010年9月1日、エアバスA380が Paris - Narita 間に就航しました。

 

JAPAN(NARITA) 

TOKYO(NARITA AIRPORT)

エールフランスのチェックインカウンターは、成田空港第1ターミナル、北ウイングCアイランドになります。
空港でのチェックインは3時間前から1時間前まで行っていますので、余裕を持って行動しましょう。また、Webチェックインは30時間前から可能です。

PCやスマートフォーンなどで、事前Webチェックインを済ませておき、ボーディングパス(搭乗券)を印刷しておくと、チェックインカウンターに寄らず、そのまま搭乗口へと進むことができます。携帯電話では一人分だけ受け取り可能です。
また、荷物を預ける場合でもチェックインを済ませている場合、別カウンターで手続きをしますので並ばなくても済みます。
機内に預ける荷物は、チケットを提示するとワガドゥグまで運んでくれます。乗り継ぎをするパリでは、身軽で行動が軽やかになります。

エールフランスパリ行(AF277)が最終便になり、第1ターミナルのフロアーはひっそりとしています。(2014年3月31日から、深夜便は羽田発に変更)
免税店は21:30に閉まってしまいますので、購入予定のある方は早めの出国手続きをお勧めします。
また、関空発のAF291便や成田発のAF275便で出発する方は、パリに夕方過ぎに着きますのでCDG空港近くのホテルで一泊になります。体力に自信のある方は、CDG空港はハブ空港ですので、出発まで空港に居座り続けることもできます。

搭乗口で待っていると、アナウンスで名前を呼ばれることがあります。ビジネスクラスなど席が空いている場合、まれにサービスでグレードアップしてくれることがあります。本当にラッキーな方のみですが、当たるととても至福な気分になれますね。
また、このフロアーで入手するペットボトルなどの飲料水は、機内に持ち込めますので、自動販売機などで求めて持参することをお勧めします。

NARITA-PARIS (9,730km) 

いよいよ出発です。機内に乗り込むと、客室乗務員の方々がフランス語で「ボンソワール」と笑顔で迎えてくれます。
もちろん、パリまでは日本人スチュワーデスも数名乗っており、機内アナウンスもフランス語、英語、日本語と3ヶ国語で放送されます。
Narita-Paris間は、ドル箱路線のため大型飛行機が就航しており、エコノミーでも他の路線に比べて座席の広さも若干余裕があります。

AF277便の場合、成田空港を離陸して23時過ぎの夕食を食べ終わると、機内の明かりは消されてしまい、個人で映画を見るか寝るかになってしまいます。
それでも深夜2時ごろになると、アイスクリームサービスが始まります。この時は、就寝中のお客がいるため機内アナウンスはされません。起きている人だけに、そーッと配られます。

朝の到着便といっても午前4時頃、イミグレーションなどどこにいっても待つことなくスムーズなのは良いですが、何にも買えず、何も行動を起こすことができません。
6時ごろになるとポツポツと店が開きだし、観光客も空港に集まってきます。また、シェパード犬を連れ自動小銃を持った警察官がパトロールを開始する時間帯でもあります。

FRANCE(PARIS) 

PARIS(CDG AIRPORT) 

日本からブルキナファソに行く場合、シャルルドゴール空港(CDG空港)で乗り換え、待ち時間は6〜12時間が普通です。
トランジットで空港で過ごすより、一度フランス(ユーロ圏)に入国することをお勧めします。もちろん査証は必要ありませんし、パスポートにユーロ入国のスタンプが押されます。
「プライオリティ・パス」をお持ちで、待ち時間を空港ラウンジでとお考えの方、残念ながら利用はできません。ラウンジは、Terminal 1とTerminal 2Aにあり、パリでの発着はTerminal 2Eを利用するためです。

パリの日の出は、日本に比べ8:00頃とかなり遅いです。
外気をあたりに外に出ると、発着する数多くの飛行機雲が見ることができます。もちろん、日の出前はオレンジ色の軌跡が打ち上げ花火のように、あちこちと見ることができ、空に描いたキャンバスのようにも思えます。

ルーブル美術館やオルセー美術館まで足を伸ばせない方は、ここで我慢しましょう。

空港のいたるところにソフトドリンクやスナック菓子の自動販売機がありますが、「Relay」のお店より割高でコインしか使えません。
また、おおよそですが500mlのコカ・コーラやミネラルウォーターのevianは300〜400円と恐ろしいほど高いです。
「Relay」で購入するワインの方がよほど安いです。

各ターミナルには、「Relay」というキオスクのような店があります。サンドイッチなどの軽食、飲料、タバコ、雑誌、ワインやビールなど取り揃えておりとても重宝します。
インターネット開通のアクセスパスワードも、ここのレジで販売しています。

インターネットは、ロビーに備え付けのPCもありますので、ノートPCなど持参しなくても利用可能です。30分2.9ユーロからで、コインを挿入するか、自動販売機などでアクセスパワードを購入し、PWを打ち込むと接続できます。
また、モバイルPC、タブレットなどを持参した場合、Wi-Fiを利用して接続します。接続先は「WIFI-AIRPORT」(15分間は無料)で、アクセスパワードを購入するか、「Skype WiFi」を利用します。Skypeの場合は1分間18.63円。

喫煙は、メイン通路から外の駐車場へ出たところが喫煙場所になり、灰皿がありますます。フランス人はとてもタバコ好きです。また、搭乗口ゲートに入場してしまっても、1ヶ所だけ喫煙スペースがあります。
タバコはマルボロなどで600円以上しますので、成田空港などの免税店(マルボロで1カートン2,800円)で購入していくことをお勧めします。ブルキナファソでは、市中でマルボロが140円ほどで購入できますが、タバコの葉がブルキナ産のため味はそこそこに落ちます。

エアーポートバスが、シャルルドゴール空港〜凱旋門(ETOILE)、モンパルナス駅、オルリー空港間を運行していますので、待ち時間を利用して凱旋門やシャンゼリゼ通りなどを観光できます。
運行時間は5:45〜23:00までで、30分間隔で運行しています。料金は、凱旋門まで片道15ユーロ、往復24ユーロになり、所要時間は片道約1時間です。

行き先が、Ouagadougou、Naritaなどへの搭乗口は、通常「ターミナル2E」になります。
日本からの到着便はターミナル2Fになり、ターミナル2Eまで歩いて移動します。

ロビーにはいたるところに「セルフチェックイン機」があり、搭乗券(Boarding Pass)が入手できます。タッチパネル方式で操作方法はとても簡単、画面には日本語選択の表示があります。
利用には、Eチケット番号、Flying Blue番号、予約番号のいずれかが必要になります。
最初の画面では、A〜Zの文字が出てきますので、行先の頭文字を押します。Ouagadougouの場合は「O」、復路の場合はTokyo、Osakaになりますので「T」か「O」のボタンを押し、先に進み発券を行います。

出発時間や出発ゲートの変更も、時折ありますので、電光掲示板やロビーに設置されているモニターなどで確認しておくことが必要です。
また、3月〜10月まで夏時間が適用されます。(開始日、終了日は毎年変わります) ブルキナファソには夏時間制度がありません。

出発搭乗口(ゲート)が「E-51〜E76」の場合、出国手続きは通常の場所ではなく、左側通路からエスカレーターで下がり、エアーポートシャトル(無人)に乗って移動します。
本数は頻繁に出ていますし、所要時間も数分です。

免税店は、フランスらしくブランド店が立ち並んでおり、女性とっては眼の保養になるかもしれません。
また、搭乗口ゲート近くには、ブルキナファソのシアバターを使用したロクシタンの製品も売られています。日本人は特別のお客さまなのですね。

搭乗口近くには、軽食喫茶、インターネットスペース、プレイステーションのゲームスペース、売店などがあり退屈しません。
また、喫煙者への配慮もあり、喫煙スペースも設けられています。

いよいよアフリカ大陸へ向けて出発です。
パリまでは、日本人も多く見られましたが、ここからは滅多に日本人に逢うことはありません。搭乗者に東洋人の方もたまにはおられますが、殆どの方がニアメイで降りる中国人です。
参考までに、ブルキナファソは中国と離れて台湾と国交を結び、1994年10月に日本に大使館(極東の拠点として)を設置しました。

PARIS-NIAMEY-OUAGADOUGOU (3,956km + 416km)  

Paris-Ouagadougou 間は、295人乗りの「エアーバス340-300」が毎日1便就航しています。
また、曜日によって、直行便と Niamey(ニジェール)経由の便に分かれます。どちらの便も、いつも満席状態で、体格の良い大きな人が隣に座ると、とても窮屈に感じられます。

CDG空港を離陸して、しばらくすると少し早いディナータイムになります。
機内食には300mlほどのペットボトル(ミネラルウォーター)が付きますので、ブルキナに持ち込むとポケットにも入りますし、その後いろいろと重宝します。
また、ワガドゥグ国際空港では到着から入国するまで約1〜2時間、自動販売機など全くなく、飲み物など一切入手できませんので、持参することをお勧めします。

機内食を食べ終わると、ブルキナ行の搭乗機は地中海を横切り、アフリカ大陸へと入っていきます。
ナイジェリア上空、アトラス山脈を超えてサハラ砂漠を眼下に見ながら、西アフリカへと移っていきます。

フライト便によっては、ニアメイ国際空港(ニジェール)に立ち寄ります。
ストップオーバーは約1時間、乗客の載せ替えが行われますが、我々は機内で待機となります。
また、どういうわけかエンジンを止めるときもありますので、機内は急に温度が上がり、これまたアフリカらしく、良い思い出になるかと思います。
ニアメイ経由は週5便、直行便は週2便になります。(往復とも)

ニアメイ国際空港を離陸後、ソフトドリンクのサービスがありますが、食事のサービスはありません。
眼下に広がる黄昏のニジェール川やサヘル地帯を見ながら、機体は1時間ほどかけて、ワガドゥグ国際空港へと向かいます。あとわずか!

日本を出発して約32時間、長かった空の旅も終わりです。
搭乗機はJBFAの活動地であるKomsilga上空で旋回し、高度を下げながらワガドゥグ国際空港へと降りていきます。
無事着陸に成功すると、乗客から拍手と大喝さいを浴びることも時折あります。

タラップに立つと、乾燥した暖かい風で包み込まれ、アフリカに来た実感がわきます。日本との時間差は-9時間。
イミグレーションでは、イエローカードの確認、入国審査(両手指の指紋確認照会あり)を終え、荷物を受け取って入国します。荷物の検査はよほどのことでない限りスーツケースなど開けることはありません。

荷物検査を終え、到着ロビーに向かうと、大勢の出迎えの方が待っています。また、タクシーの運転手も大勢声をかけてきます。それはまるでハイエナのようでもポン引きのようでもあります。危害を加えることはありませんが、タクシーを利用する場合は、事前に値段の交渉をしておくことが必要です。
タクシーに乗り込むと、前金を要求する運転手もいますが、これはガソリンを入れるためのものです。

空港内には銀行はありませんが、両替商が1ヶ所だけあります。
出国ロビーの端に設置されてますが、到着ロビーと同じフロアーでつながっていますので、歩いても10秒ほどです。

BURKINA FASO(OUAGADOUGOU) 

OUAGADOUGOU(OUAGA. INTERNATIONAL AIRPORT) 

ワガドゥグ国際空港は、約3年間の改修工事の末2012年にリニューアルしました。
エールフランスの就航は毎日1便、他国からの乗り入れ航空会社も、両手で数えるくらいですが、狭い空港ロビーはとても混み合います。
また、手続きも日本と違い、どんなに混んでいてもゆっくりと作業が進められていきますので、かなりの余裕をもって(少なくても2時間以上前)空港に赴くことをお勧めします。

 

ワガドゥグ国際空港の出発ロビー、見送りはここまでになります。その後、チェックイン、出国審査、セキュリティチェックを終えて搭乗口ロビーへと移動します。
免税店もありますがウイスキーやタバコがほとんどです。タバコは欧米の有名銘柄で安いですが、タバコの葉はブルキナ産ですので味は落ちます。
また、搭乗口ロビーでは、ビールやミネラルウォーターなどが買えます。

ゲート入口では、ポリスがパスポート、航空券をチェックした後、出国カードを手渡されます。
エールフランスのカウンターで荷物を預けチェックインします。荷物は、往路同様パリで受け取ることなく成田まで運んでくれます。
通常ですとイミグレーションに移動していくのですが、チェックインが終わって時間がある場合、パスポートと搭乗券を見せると、もう一度ゲートの外に出ることができます。

パスポートチェック後、中に入ると、エアーラインカウンターの左隅に、カバンをラップでグルグル巻いてくれるところがあります。
パリの空港では10ユーロですがブルキナでは2,000CFAと、約30%の価格になります。約400円ほどですね。
大きな民芸品や、布製のカバン、傷をつけたくない立派なスーツケースなど、利用価値はたくさんあります。

 

空港内にはレストランは一つもありませんので、道路向かいにある唯一のレストラン(ここのトリは絶品です)に陣取りますが、いつも満席状態です。物売りや靴磨きなども多いですが、それなりに結構重宝します。
トリやマトンの串焼きなどの軽食を取りながらビールなどを飲み、時間まで見送りの方々と雑談、そしてお別れをします。これがブルキナ流の、スマートな見送りの仕方ですね。

 

チェックインカウンターは、とても混み合います。
また出国審査も入国審査同様指紋の照合もありますので、これにも時間がかかります。少なくても2時間はかかりますので、ご注意ください。
参考までに、チェックイン後は空港内にいる限り、置き去りにされて飛行機が飛び立つことはありません。

 

OUAGADOUGOU-PARIS (4,077km) 

いよいよアフリカとはお別れです。乗客がすべてそろってしまうと出発時間より早く飛び立つこともあります。
成田空港のように数分ごとに発着が繰り返されているわけではないので、このへんもアフリカらしいといえばそうなのですが、臨機応変でよいですね。

ワガドゥグ国際空港を出発して、アフリカ最後のディナーになります。
どこの路線も同じですが、メインディッシュは肉か魚のチョイスで、肉は牛肉だったり鶏肉だったりします。ブルキナ料理も選べますので、食べ収めになるでしょう。
また、パリ到着前にはコーヒー(もしくは紅茶)とクロワッサンのサービスがあります。

23:10に飛び立った搭乗機(AF535)は、これまた早朝6:40にCDG空港に到着します。
途上国から先進国へ、全てのものが近代化しており、物価も5〜10倍と跳ね上がります。
タバコのマルボロは6倍、コカ・コーラは5倍、ミネラルウォーターは10倍など、ただワインだけは水よりも安く美味しくいただけます。

FRANCE(PARIS)  

PARIS-NARITA (9,730km) 

Paris-Narita 間は、2階建て538人乗りの新型「エアバスA380」が就航しています。また、機内でのオーディオプログラムやビデオプラグラムをUSBフラッシュメモリーに保存し、持ち帰ることも可能です。(無料)
また、エコノミークラスでも、料理のグレードアップが可能で、これは予約時に申し込みます。もちろん有料で、1,610円からいろいろ取り揃えています。

深夜便さらに長距離となれば、特に見る景色もなく座席は通路側が何かと気遣いもなく便利ですね。
ところが、進行方向の左端の窓側の座席を確保しておくと、シベリア上空でオーロラが見られることがあります。もちろん夏場の白夜シーズンは無理ですが、ウインターシーズンで空が暗くなるとチャンスが広がります。
また、彗星が観測されたとき、同じ目線(10,000m上空)で彗星を見たことがありますよ。

パリからの帰国便、シベリア上空を過ぎると、日本を出発して6回目の機内食が配られます。
機内食も食べおさめとなり、もったいないと張り切りますが、何せ早朝眠たいところを起こされての食事ですので、あまり食欲がありません。
さすがにこの時は、アルコールのサービスはなくソフトドリンクのみとなります。

パリ発AF276便は、雪に覆われたシベリアを長時間飛行し、日本上空へと差掛ってきます。そして、2013年6月22日に世界文化遺産に登録された「霊峰・富士山」が、お帰りなさいと出迎えてくれます。長旅を終え「あぁ〜、日本に帰ってきたんだ!」と思う一瞬でもあります。
このへんから搭乗機は旋回しながら高度を下げ、成田国際空港へと向かいます。着陸まであと15分ほど、「帰りたい」「まだ帰りたくない」と問答が始まります。

入国手続きを終えて税関に向かう途中、外国人旅行者向けの「Welcome to Japan」の表示、その3倍以上の大きな母国語のみで「おかえりなさい」と書かれているのは、日本の空港ぐらいでしょうね。つい、「ただいま」と言ってしまいます。

ワガドゥグで預けたスーツケース、パリでの乗換がうまくいかず届かない場合があります。もちろんなくなることはありませんが、その時は、翌日JALのほうで自宅まで運んでくれます。
ターンテーブルから荷物を引き取り、税関を抜けると、徐々にですが現実の世界へと引き戻されていきます。ブルキナファソでの、良い想い出と共に..........。
お疲れ様でした!

 

BURKINA FASO(KOMSILGA)  

DIGRESSION

ハマダラ蚊に刺されると、マラリアに罹患する可能性があります。
ブルキナファソを離れて、3週間はマラリア発症の可能性がありますので、注意が必要です。
写真左は、マラリア原虫の顕微鏡写真とハマダラ蚊。

余談ですが、帰国後2〜3ヶ月過ぎると、多くの人々はブルキナベのやさしさ、子供たちの笑顔に無性に会いたくなり、またブルキナファソに行きたくなる衝動に駆られます。
「ブルキナファソの水を飲んだ者は、必ずこの地に戻ってくる」という、ブルキナファソのことわざどおりに!